モダンなファッションで表現された「雪国」の美しさ。
川端康成の長編小説で、名作として国内外で名高い「雪国」をテーマに、登場人物の芸者・駒子の放つ伝統的な日本美をアディアム流にアレンジ 。ショーのメインモデルを務めるのは、富永愛さんや松岡モナさん。(写真右は駒子のモデルとなる芸者の松栄さん)
このような古典的な傑作をあえてファッションで表現するのは、既存の解釈もあり難しいと思うが、Adeamのクリエイティブな試みは、ジャパンブランドとして高く評価されても良いと思います。日本文化の継承のためにも応援していきたいです。
芸者の抜き衣紋をイメージしたネックラインのコートや、反物に使うようなヘビーシルクにつばめモチーフをあしらったロングドレス
デザイナー前田華子さんの日本的な美意識とニューク育ちのモダン感覚が融合され、「雪国」の世界観がモダンなファッション表現になっている。
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